盈進 ヒューマンライツ部に魅せられて

盈進 ヒューマンライツ部に魅せられて
盈進学園内食堂にて

2月2~3日の二日間、English Guide in Hiroshima(京都外大×盈進ヒューマンライツ部)に参加してきました。【企画の報告はこちら

今回の共同企画では、率直に言って盈進中学高校ヒューマンライツ部に魅せられました。この部は、名前の通り、常日頃からさまざまな背景や特徴を持つひとたちと一緒に活動・勉強し、広い意味での多文化共生の感覚が自然な形で培われています。言葉、文化に差がある海外といえど、それも多様な特徴を持つヒトのひとつに過ぎないと捉えることができれば考え方の柔軟性も高まるかもしれません。部員の中には英語力に自信がないという人もいましたが、言語能力によって本質的な異文化交流の素地を持っていることに自信を持てないのはあまりにももったいない。こういう機会に参加すること自体に大きな意味があると思います。

それから、盈進の教育姿勢も重要です。「生徒は生徒の中でしか伸びない」という言葉を聞きました。教師は最低限の指導はするが、実際の成長は先輩と後輩、そして同級生の中で生まれるものだと。中高一貫という事情もそれを助長しているようです。相手に対する感謝、礼儀を常に重んじる校風も至るところで感じました。普段の学校での勉強もこなしながらこれほどの価値ある活動に熱意をもって謙虚に取り組む姿勢にはただただ頭の下がる思いです。受験勉強にも劣らない、将来にリアルにつながるものを学んでいるような気がします。私自身、今回の企画で多くのことを学ばせてもらいました。同時に、まだまだ精進していかねばと思い返した次第です。

私たちNET-GTASは、距離的に広島や長崎など被爆地での活動には限界があるので、彼らと協力できることは非常にうれしく、ありがたいことでもあります。また引き続きお互いの強みを生かした企画をつくっていきたいです。そして何より、継続は力なり。長い視野で協力していければと思います。

広島平和資料館で英語ガイド
広島平和資料館で英語ガイド
盈進学園内食堂にて
盈進学園内食堂にて

(阿比留 高広 NET-GTASサポーター) 

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