NET-GTAS翻訳作品がついに100本の大台に!

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NET-GTAS翻訳作品がついに100本の大台に!

The new video translated by NET-GTAS was uploaded on the site of “GLOBAL NETWORK”on November 6, 2017. As a result, our translation works reached 100 in total.

NET-GTASが進める被爆者証言の多言語化事業で、11月6日、2017年度上期分として新たに1作品が完成し、国立広島・長崎原爆死没者追悼平和祈念館の合同サイト平和情報ネットワークにアップロードされました。これによりGTAS作品は、2014年1月24日に事業がスタートして以来、1,383日目で累計100本に達しました。

今回アップされたのは、広島で19歳の時に被爆した「濵 恭子(はま・きょうこ)さん」の証言ビデオの中国語版。この春から、近藤順一さん(翻訳)と于潮さん・屈迎春さん夫妻(監修)の3人チームで翻訳・監修・字幕校正に取り組んでいました。

濵さんは実は第2次大戦末期の1945年3月13日に「大阪大空襲」に遭い、命からがら広島に避難した後、今度は8月6日の広島原爆を浴び、何とか生き延びた「二重被爆」の経験者です。終戦後生まれた娘の鳥羽洋子さんとともに語り部活動を進めています。2012年にはフランスの市民集会に招かれ、フランス語が得意な洋子さんの通訳で地獄の体験を伝えました。証言ビデオの中では「決して戦争を望んだわけではないのに、戦争のるつぼにもっていかれたのです」「戦争に引き込まれないように、みんなで力を合わせないといけない」と語っています。

「濵 恭子さん」の中国語版は、以下のアドレスで視聴できます。

濱恭子さん(中国語)

(長谷 邦彦 =代表)

濱 恭子さん(中国語)
濱 恭子さん(中国語)

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