きょう元日から翻訳作品公開!!

きょう元日から翻訳作品公開!!

A HAPPY NEW YEAR!


The translation works of the subtitles of the A-bomb survivors’ testimony videos which we have worked on from last year were completed for the first time, and The Hiroshima National Peace Memorial Hall for the A-Bomb Victims released them today. If you go to the Hall in Hiroshima Peace Memorial Park, you can watch them with a TV terminal.

あけましておめでとうございます。
今年はヒロシマ・ナガサキに原爆が投下されて70年。私たちNET-GTASが2014年春以来、翻訳を進めてきた被爆者の証言ビデオ13本が完成。「市民翻訳」の第1弾として、きょう元日から国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(浅川伸二館長)の閲覧室で公開されます。インターネットへのアップも今月末と4月に分けて行われます。「核兵器のない世界」を目指す大切なメッセージです。ご覧になって、お友達に、世界に、広めてください。

映像を見たい人は、広島平和記念公園の中にある国立平和祈念館の閲覧室のテレビ端末で被爆者名と言語の種類を選んで視聴できます。

今回公開される作品は、次の被爆者5人の証言を翻訳した15本です。
① 「広島・生田カツ子さん」ドイツ語版、フランス語版
② 「広島・天野文子さん」ドイツ語版、フランス語版、英語版、中国語版、韓国語版
③ 「長崎・田村サワ子さん」ドイツ語版、英語版、中国語版、韓国語版
④ 「広島・朝長民子さん」中国語版、韓国語版
⑤ 「広島・田辺イサノさん」イタリア語版、スロベニア語版 (この2本の公開は1週間以上遅れます)

1月中は館内閲覧のみですが、月末には、15本のうち英語、中国語、韓国語の8本は、広島・長崎の両国立平和祈念館で合同制作しているインターネット上のサイト「平和情報ネットワーク」(http://www.global-peace.go.jp)にアップされる予定です。
そしてさらに4月1日には、ほかの4か国語版も同サイトにアップの予定です。その段階では、2014年度後半の翻訳作業で新たに11本の作品が公開され、国立平和祈念館の館内閲覧とインターネット掲載が同時に行われることになっています。
祈念館は被爆者証言ビデオを約1,200本、体験記を約13万件所蔵しています。ごく一部が外国語に翻訳されていますが、国内外の市民がボランティア精神でネットワークを組み、多言語に翻訳するのは初めての試みです。(長谷邦彦)

今回公開された映像のひとつ(被爆者・天野文子さん/フランス語翻訳)
初作品の公開が始まった国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の閲覧室

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