<被爆者・久保ミツエさんとお会いして②>
○地獄のような経験をした被爆者の発する言葉、とくに、「戦争だけは二度と、核兵器だけは二度と使ってはいけない」という言葉には、これ以上ないというくらいの重みを感じた。
○証言を担当した(韓国語)ビデオの中で気になっていたことを聞けただけでなく、また新たなご縁ができてとてもうれしい。
○私たち学生が来ることで少しでも久保さん自身が元気になってくれたことがまずうれしい。しかし、紙芝居や映画を見ているときの彼女の表情は、懸命に私たちに語り掛けてくれている時とは違い、悲しそうであった。それは、私たちが映画を見て追体験することで感じる悲しさとはけた違いの、実感のこもった悲しさではないだろうか。私たちは、直接体験することはできない。でも、こういう体験を重ねることで、その理解は限りなく真実に近づいていくと思う。 (つづく)
コメントを書く