5.14 映画「アオギリにたくして」学内上映会を終えて

5.14 映画「アオギリにたくして」学内上映会を終えて
上映後、舞台からあいさつする総括プロデューサー・中村里美さん(右から3人目)ら

5.14 映画「アオギリにたくして」学内上映会を終えて

 

The movie “Aogiri ni takushite” told us that the influence of the A-bomb is not just like an old story from 70 years ago,
but it has ruined quite a few people’s lives even now.
正門の告知看板の前で(左から、音楽監督・伊藤茂利さん、サポーター・阿比留高広さん)
正門の告知看板の前で(左から、音楽監督・伊藤茂利さん、サポーター・阿比留高広さん)
上映後、舞台からあいさつする総括プロデューサー・中村里美さん(右から3人目)ら
上映後、舞台からあいさつする総括プロデューサー・中村里美さん(右から3人目)ら
上映会には被爆者の上田紘治さんや濱恭子さん、花垣ルミさんの姿も
上映会には被爆者の上田紘治さんや濱恭子さん、花垣ルミさんの姿も



5月14日(土)17時~京都外大R741教室にて、映画「アオギリにたくして」の上映会を行いました。これは、昨年この映画をみた学生サポーターが感動し、ぜひ外大内でも上映したいという思いを持ったのがきっけです。
学生サポーターとしては初めて主催した映画上映会。会場準備から集客まで、試行錯誤しながら、反省すべき点を多く抱えながらも、なんとか無事に終えることができました。これもNET-GTAS本体の方々や映画に携わってきた方々をはじめ、多くの皆様のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
主人公のモデルになった沼田鈴子さんは、22歳で被爆し、片足をなくし、被爆したことによる差別に苦しみ、何度も絶望の淵に追いやられながらも、語り部として生を全うされました。原爆による被害は、落とされた時だけではありません。多くの人々が差別によって、その後の人生を台無しにされた事実を、私たちは決して風化させてはいけません。単なる昔話のようにとらえられがちですが、この問題は現在まで続いている、将来も起こりうる問題であることを忘れてはいけません。
当日は学生と社会人合計43人の方々がご来場されました。また、上映後に原作・監督の中村柊斗(しゅうと)さんや総括プロデューサーの中村里美さん、音楽監督の伊藤茂利さん、映画に登場された上田紘治さんから、映画製作の経緯やそれぞれの思いなどもお話していただきました。今後も多くの人々と手をつないで、核の被害のない世界の実現に向け、進んでいきたいと思います。
今回の経験を活かし、次回の映画上映会はさらにパワーアップしたものにできるようにしたいと思います。
今後ともNET-GTAS学生サポーターをよろしくお願いします。
(阿比留 高広  =サポーター会議代表)

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